青森発の「特A」を取得 新ブランド米「青天の霹靂(へきれき)」

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青森の新ブランド米「青天の霹靂(へきれき)」が話題を呼んでいる。10月10日の発売日には300人の行列ができ、全650袋が午前中で売り切れる店舗もあった。県内の他店舗でも行列、即日完売ということで、その人気の高さがうかがい知れる。

 

コシヒカリ、ゆめぴりかを抜く高価格

青天の霹靂は2014年度の食味ランキングで最高の「特A」をはじめて青森で取得した銘柄でもある。JAグループの卸会社向け価格では、60キロで16,500円。これは新潟コシヒカリの15,500円、北海道ゆめぴりかの15,950円よりも高い。

 

青天の霹靂は青森県と研究機関が10年をかけて開発した。適度のねばりとツヤ、甘みが特長。本格栽培が始まった今年は県内外に約2,500トンが出荷される。県内の初日店頭価格は5キロ2,300~2,500円前後。これは同じ青森産つがるロマンの1.5倍になる。東京銀座の百貨店では5キロ3,240円という価格だが、こちらも高い注目を集めている。

 

増える「特A」、激化するブランド米競争

青森県としては青天の霹靂のブランド化を進め、他の主力銘柄である「つがるロマン」や「まっしぐら」など、県産のコメ全体の認知を高めたい意向だ。

 

毎年のように新品種が生まれる米の世界。「特A」をとる銘柄も2014年には過去最高の42件となった。青森を代表するブランド米として青天の霹靂がどこまで人気を高めていけるのか、今後に注目したい。

 

 

参考URL

青天の霹靂

青天の霹靂:青森県産米の新品種、発売に行列300人-毎日新聞

 



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