繁殖力強い種豚を開発 県農業総合試験場

農業メディア「AgriFood」の最新記事を購読しよう
line_addfriens_banner

pk2016101402100233_size0

霜降りと赤みのバランスの良さで知られる「三元豚(さんげんとん)」の生産に欠かせない種豚の新たな集団「アイリスW3」を、県農業総合試験場(長久手市)が開発した。従来の豚より繁殖力が強く、子豚の発育も良いという。

三元豚は繁殖力が強い大ヨークシャー、子育て能力が高いランドレース、肉質の良いデュロックの三つの種豚を掛け合わせて生産される。

種豚の質を安定させるためには、いとこ程度の血縁関係の雄五頭、雌三十頭ほどの「系統豚」と呼ばれる集団が必要だ。ただ、集団は近親交配などで次第に繁殖能力が低下するため、十五年ほどで更新しなくてはならない。

アイリスW3は、二〇〇三年に導入された大ヨークシャー種の旧集団「アイリスW2」の後継として開発された。アイリスは県花「カキツバタ」の英語名から名付けた。(続きを読む)



57