取引先開拓、見積もり、発注、出荷予定…… 事務作業をワンストップで手軽に行えるサービス「SEASONS!」

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新規取引先の開拓から商談、出荷から入金までを管理できるサービスが登場した。「SEASONS!(シーズンズ)」は、ITで食の流通改革を目指すベンチャー企業のプラネット・テーブルが手がける生産者とバイヤーのためのサービス。

 

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「SEASONS!」でできること一覧(画像:SEASONS!

 

同サービスは、取引先の新規開拓やニーズの把握から、収穫・出荷作業の計画を立てたり、入金と回収の手間を省いたり、さまざまな事務作業を簡略化してくれる。

具体的な機能の一部を紹介すると、「生産者プロフィール機能」では、生産者や出荷団体のプロフィールや生産物、栽培環境や自身のこだわりを公開できる。それを見たバイヤーが直接、発注や商談を申し込める。

また、「カレンダー機能」では、生産者や食材ごとの作付・出荷カレンダーを公開して、受注や商談を募ることができる。その他、「購入・作付リクエスト掲示板」では、需要者のリクエストが一覧化され、生産者から出荷や商談の申し込みが可能。商談をスピーディに進める「商談チャット」や、一元管理で見落としが減らせる「請求・入金管理」の昨日も搭載している。

 

プラネット・テーブルは、テクノロジーで『必要な食べ物が持続的に作られ、無駄なく届く世界』を実現するべく、食のプラットフォーム作りに取り組んでいる。今回紹介した「SEASONS!」以外にも、少量の農産物でも飲食店への出荷を可能にした「SEND(センド)」というサービスも開発している。既存の流通では難しかった小ロットの農産物を、都市の飲食店に届けることができるようになった。同サービスは過去にアグリフードでも紹介しているので参照いただきたい。

 

「SEASONS!」は2016年の6月いっぱいは関係者向けのテストリリース期間となっている。7月1日から一般向けにベータ版を公開する予定とのこと。



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