サカタのタネが開発 多品目の種子を効率的に播く『ハシュラクダ』

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サカタのタネは多品目の種子を効率的に播ける半自動播種機『ハシュラクダ』を発売する。野菜、花と多くの植物に対応でき、操作性も簡単で扱いやすいのが特徴。作業時間を軽減して、育苗コストの削減につながる。

 

 

扱いやすく少量多品目の播種に適している

 

ハシュラクダは種子を吸い上げて播く真空播種機の一種。手のひらサイズの「播種板」と呼ばれるパーツを取り替えるだけで、さまざまな種子に対応できる。

 

ハシュラクダ本体画像(画像:サカタのタネ

 

サイズは高さ113cm、長さ120cm、幅42cm。移動、メンテナンス、取り扱いが簡単にできる設定。初心者でも1~2日で使えるようになるという。実勢予想価格はコンプレッサー別売りで150万円程度。

 

これまで播種機は大型のドラムシーダー、手作業で使う小型のハンドシーダーのどちらかしかなかった。ハシュラタグは1人か2人で扱うことができ、小~中規模の生産者にぴったりな大きさとなっている。また、手播きとドラムシーダーと比べても初期費用と人件費が抑えられる。

 

参考URL

育苗コスト削減に貢献する新播種機『ハシュラクダ』発売



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