<五城目朝市>出店業種広げ来場者10倍
秋田県五城目町で500年以上続く五城目朝市の活性化を狙い、占いやアクセサリーなど出店業種を広げた「ごじょうめ朝市plus+(プラス)」が活況を呈している。今年4月から市が立つ日のうち日曜限定で開き、来場者は通常の約10倍に。客層も町外の家族連れや若者に広がり、企画した町は手応えをつかむ。今月はきょう2日と30日に開かれる。
9月25日のplus+には魚や野菜、キノコなどを扱う約40店に加え、カード占いや消しゴムはんこ、アクセサリーといった従来にはない約40店が参加。出店数は普段の朝市の倍になった。
同町のデザイナー坂谷専一さん(37)は真ちゅう製の小型オブジェなどを店先に置いた。「生活必需品が中心の朝市に比べ、多彩な商品を扱っている。多様性が来場者に受け入れられている」と語る。(続きを読む)