小田急電鉄と神奈川中央交通が、共同で高糖度ミニトマト生産を開始

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小田急電鉄と神奈川中央交通は共同事業で農業ビジネスに参入することを発表した。生産するのは高糖度ミニトマト。生産、収穫、出荷は農業ベンチャーの銀座農園へ委託する。栽培したトマトは小田急グループのスーパーOdakyu OX、神奈中グループの百貨店、ホテル、レストランなどで販売する。

 

プレスリリースによるとICTと最新の栽培技術を用いて、休耕地問題や就労問題などの解決も図っていく。

今回の生産スキームでは、ICT技術と最新の栽培技術を活用することで、成育状況を常時監視・把握するとともに、労働負荷の大幅な軽減が図られることから、就農者の確保が容易なビジネスモデルを実現しており、今後の事業展開を通じて社会的課題となっている休耕地問題の解消や就労機会の創出など地域の活性化にもつなげていきます。

 

 小田急、銀座農園

プレスリリースより引用

 

栽培は同じ神奈川の企業メビオールが開発したアイメック(フィルム農法)で行われる。栽培するハウスの面積は約19アール。年間で19トンの収穫を見込んでいる。

 

小田急電鉄は東南アジアにネットワークを持つ銀座農園と今後も連携して、農業ビジネス以外でも海外での展開を検討していく。

 



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