北海道JA当麻が、「ペットボトル米」を発売
北海道のJA当麻は米をペットボトルに詰めたその名も「ペットボトル米」を発売した。1本1.8キロ(約12合)のペットボトルは冷蔵庫に置きやすい形にデザインされている。ペットボトルは密封性に優れ、米の長期保存に向いている。
使い勝手に優れたペットボトル
ペットボトル米として売り出されるのは、籾の常態で保存して出荷の前に精米する「今摺米」のななつぼし(750円)、ゆめぴりか(900円)など計5タイプ。JA当麻は贈り物にもいいし、食べ比べにもいいとまとめ買いを勧めている。
ペットボトルだと保存容器へ移し替える必要もなく、そのままで保存ができる。また、残りが一目でわかり、取り出すのも楽というメリットがある。
北海道食材のECサイト「きたグルメ」で販売されているペットボトル米
パッケージを変える、という発想
ここ数年、スーパーやコンビニでは単身世帯をターゲットにしたカット野菜をよく見かける。単品で売られていた野菜を、ターゲットに合わせて切り刻み、洗浄した状態で販売することで大きく売り上げを伸ばしている。
スーパーの棚で見慣れた商品でも、使い勝手を考えたパッケージや量に変えることで新しいターゲットをつかむことができる。消費者の目線に立って自らの商品を見直せば、まだまだ改善できる要素は多くあるかもしれない。
冷蔵庫に置きやすい当麻農協が「ペットボトル米」発売へ-どうしんウェブ