県内4農業共済、合併へ 体制維持困難の見通し

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農業共済(保険)を運営する東信(佐久市)、南信(伊那市)、中信(松本市)、北信(長野市)の県内4農業共済組合が、来年4月1日に合併する方針を固めたことが6日、分かった。国が「1県1組合化」を推進し、農家の組合員数も減少。組合運営に充てる国からの負担金も減る傾向にある。4組合体制の維持が難しくなると見通し、合併に踏み切る。

農業共済制度は、自然災害時に農家の損害を共済金で補う仕組み。農家は組合運営に充てる賦課金のほか、共済金の掛け金を支払う。掛け金は災害の発生状況を元に算定するため、地域によって異なる。(続きを読む)



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