実の大きさや樹形をチェック ラ・フランスの立ち木審査会・東根
西洋ナシ「ラ・フランス」の収穫を間近に控え、県内有数の生産地・東根市で3日、立ち木審査会が開かれ、関係者が今年の出来栄えを確認した。
市内の若手農家らでつくる市果樹研究連合会(岡崎貴嗣会長)による恒例の審査会。会員に県、市、JAの各担当者らを加えた約60人が参加した。市内6地区の予選会で選ばれた会員の園地16カ所が審査対象で、実の大きさや数、樹形、管理状況などを細かくチェックした。
県北村山農業技術普及課によると、適度に雨が降り夏場の日照時間も十分に確保できたことから生育は順調。岡崎会長は「こうした会員同士の競争が栽培技術の向上につながっている」とし「見た目がきれいで、おいしいラ・フランスを消費者に届けていきたい」と話した。(続きを読む)