農業の国際見本市「農業ワールド」が大阪に進出 2017年4月に初開催
幕張メッセで毎年開催される農業の国際見本市「農業ワールド」が、大阪に進出する。2017年の4月5日(水)~7日(金)、インテックス大阪で「関西農業ワールド2017」が開催されることになった。主催は、農業以外にも数々の見本市を手がけるリードエグジビションジャパン株式会社。
「関西農業ワールド2017」は、あらゆる農業資材を見ることのできる「第1回関西農業資材EXPO」と、ICTや植物工場などの先端技術が集まる「第1回関西次世代農業EXPO」、食品加工機器や農家の販売支援など、6次産業化関連製品が出展する「第1回関西6次産業化EXPO」の3展で構成される。200の出展社、12,000名の来場者を見込んでいる。
わずか数年で国内最大級の国際見本市に成長
「農業ワールド」の初開催は2011年。数年で急成長を遂げ、2015年には549社の出展社数、22,520名の来場者数を記録した。
「農業ワールド」の事務局長をつとめる斎藤氏は、取材に対し以下のようにコメントした。
農業ワールドは、全国の農家さんが最新の技術やサービスを直接比較・検討する場を設け、日本の農業の活性化に役立てられればと開催を始めました。5年間東京で開催する中で、出展企業数・来場者数が年々増加し、大変光栄なことに、近年では、日本最大の農業展として評価されております。
これを受け、次のステップとして、東京まで足を運ぶのが難しい地方の農家さんも来場しやすい別のもう一か所での開催を決意しました。
アクセスの便利な大阪での開催であれば、地元大阪はもちろん、有力産地の兵庫、岡山、香川などの関西・中国地方、さらには、九州・中部地方からの集客も可能と判断した次第です。
出展社の方に対しても、大阪で開催することで西日本への販路開拓を支援できればと思っております。今後は、東と西で年2回開催することにより、さらに日本の農業に貢献したいと考えております。
出展ブースの様子(農業ワールド2015)
ブース内での商談風景(農業ワールド2015)