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個人農家にも恩恵 空港と卸売市場で輸出手続きが可能に

DATA : 2016年02月10日

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農林水産省と卸売市場が連携して輸出手続きの迅速化を進める。主に取り扱うのは青果、花き、水産物。空港内、卸売市場で輸出証明、検疫、通関などをワンストップで受け付ける。これまで5~6日かかっていた手続きが3日程度に半減されることになる。

 

 

農家の輸出手続きがぐっとラクに

 

羽田、成田、中部の国際空港と卸売市場が連携する。2016年度から空港や卸売市場内に農水省の職員が常駐して、諸々の手続きを行う。商社などと契約する必要がなくなったので、農家にとっても輸出機会が広がる。

 

これまでは面倒な事務手続きのため、輸出をためらっていた農家も多かった。今後は通常出荷と同じように市場に農水産物を送るだけですむ。また、全国から多くの農水産物が集まる卸売市場では、複数の品物をまとめて輸出できる。輸送費も大きく減らせる。

 

 

まずはアジア圏をターゲットに

 

羽田空港では、東京都中央卸売市場の「東京都生鮮物輸出協議会」が手続きを代行する。同協議会は15年に大田花き、東京青果、中央魚類が設立。鮮度が重要なイチゴ、ハマチ、スイートピーを台湾、ベトナム、香港、中国などに空輸するという。

 

15年に農水省は那覇空港を拠点にして、農産物を香港に直送する事業をはじめている。今後も同様の取り組みは各地で広がっていきそうだ。

 

 

参考URL

農水産物輸出を迅速に 農水省、検疫・通関3日に短縮-日本経済新聞