三井住友銀行がインドネシアで農業支援 秋田の企業やボゴール大学と連携
三井住友銀行がインドネシアで農業支援を開始する。連携するのは、コメ生産や加工食品の製造・販売を手がける大潟村あきたこまち生産者協会や、インドネシアのボゴール農科大学。
日本で研修を行い現地でモデル事業を進めていく。そこから、コメ生産の機械化、米菓の製造など加工業へも進出していく。同行はコメ産業を支援することで、設備投資資金の需要を生み出す。最終的には融資やリースなどの金融取引拡大につなげることが狙い。
今年の春には現地の企業や農家から5~10人を日本に招聘する。大学での講義、コメの加工体験などの研修を行う。現地の生産者が6次加工まで手がけることを目標としている。
インドネシアは中国、インドに続きコメの生産量は世界3位。しかしながら、手作業や老朽機械の使用のため生産性は低い。日本の技術とノウハウで世界有数のコメ大国の農業を後押ししていく。
参考URL
三井住友銀、インドネシアで農業支援 秋田の企業と組み-日本経済新聞