NECとネポンが農業ICTサービス「アグリネット」の機能を強化　見やすさと操作性の向上を図る

 

NECと施設園芸用の機器を製造・販売するネポンは、農業ICTサービス「アグリネット」の機能を強化する。ハウス内の各種センサーの画面を刷新し、病害虫の発生原因となる高温多湿状態の警報機能を提供する。

 

「アグリネット」はセンサーやネットワークなどを利用して、農地データの見える化やコミュニケーションを実現するICTサービス。2012年5月に提供をはじめ、現在までに1,600以上の農家へ提供している。

今回の機能強化では、ハウス内に設置したセンサー間の関係性の把握や過去のセンサー情報との比較などが容易な環境センサー画面の提供をはじめ、サービスで提供する各種機能の画面を全面的に刷新し、視認性・操作性を一層向上します。

（プレスリリースより引用）

 

新しくなった「アグリネット」の画面。（画像：プレスリリース）

 

 

環境センサー画面は、ハウス内センサー（温度、湿度、炭酸ガス濃度、日射など）の情報を分かりやすく把握できるデザインにする。センサー間の関係性の把握や過去のセンサー情報との比較などが簡単になる。その他、病害虫の発生原因となる高温多湿状態が継続した際の警報機能を追加する。

 

提供を開始する時期は9月上旬を予定。価格は158,000円～、基本料金は月額2,980円～。1年間で1,000農家への導入を目標にしている。