廃校となった中学校が地域の交流拠点へ

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今回は中学校の校舎を再利用した地域再生の事例を紹介したい。熊本県菊池市にある「きくちふるさと水源交流館」。ここは廃校となった中学校を活用し、グリーンツーリズムの拠点として、地域住民の交流の場となっている。昔から「水源」という地名で親しまれ、麦、茶、椎茸などが取れる中山間地域に交流館は建っている。

 

 

地元民から存続を望む声が

 

交流館の前身だった菊池東中学校の廃校が決まったのは2000年3月のこと。けれども、地域住民から「校舎を残して有効活用したい」との声が上がり、存続が決定。今では、地元民の交流の場として、地域の文化や食と観光客がふれあえるグリーンツーリズムの拠点として機能している。

 

施設を運営するのはNPO法人の「きらり水源村」。同NPOが手がける人材登録制度の「きらり人」には約60人が登録している。料理や工芸、農業、自然体験など自分が得意な技術で地域を盛り上げることを目的としている。

 

 

自然や文化とふれあう体験プログラム

 

地域の子どもたちを対象にした通年の体験メニューも数多く用意している。農作業、料理作り、ものづくり、地域散歩、山仕事など、地元の自然や食材、文化を身をもって学べるプログラムだ。料金はいずれも基本的に1日1,000円。施設の利用料もリーズナブルで、宿泊は18歳以上の大人で一泊2,625円。二食付きでも4,025という低価格に抑えられている。

 

地域に愛着を持った人たちの手により運営されている「きくちふるさと水源交流館」。地域資源を活用して、内外との交流に成功している事例として参考になる点はいろいろとありそうだ。

 

 

参考URL

合宿や研修にも | きくちふるさと水源交流館|熊本県菊池市



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