【リポート】世界の街から 伊発祥30周年スローフードの今

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早くて便利なファストフードに対抗し、伝統的な食文化や食材を見直すスローフード運動が1986年にイタリアで始まって今年で30年。スローフード協会が2年ごとに主催する食の見本市「サローネ・デル・グスト」が9月下旬、北部トリノで開かれ、約140カ国が参加した。

見本市は生産者と消費者をつなぎ、じっくり食と向き合うことが目的だ。会場にはイタリアを中心に世界各国のテントがずらりと並ぶ。日本は石川県や札幌市、神戸市などから約120人が参加し、みそやしょうゆなどを紹介していた。(続きを読む)



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