落ち葉の堆肥で農業、世界農業遺産に再挑戦

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pk2016012602100074_size0落ち葉の堆肥を使って江戸時代以来、循環型農業を続けている三芳町や所沢市など埼玉県西部の3市1町が、首都圏初の世界農業遺産と日本農業遺産の認定を共同で目指している。

2014年に三芳町は単独で世界農業遺産に挑戦したが国内選考で落選しており、今回はエリアを広げて20日に上田知事に推薦を依頼し、月内にも農林水産省に申請して再挑戦する。

 三芳町と所沢市にまたがる約1400ヘクタールの「三富新田」地区は17世紀末、川越藩主・柳沢吉保が開発した。三富新田の農地は、間口40間(約70メートル)、奥行き375間(約680メートル)の短冊状に地割りされ、道路側に屋敷、奥に畑やクヌギ、コナラなどの雑木林を配置。落ち葉を堆肥として利用してきた。

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