九州の農業 浮揚の鍵を握る大規模化

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%e8%a1%a8%e7%b4%99%ef%bc%91九州7県の農業産出額は2014年で1兆7017億円に上り、全国の約2割を占める。農業が九州にとって重要な産業の一つであることは改めて言うまでもない。

農業就業者の高齢化や耕作放棄農地の増加などで衰退に歯止めがかからない地域農業をどう守るのか。その鍵を握るのが、農業に企業的な経営手法を取り入れた法人や組織の存在だ。新たな担い手として注目されている。

今年の「九州農業白書」によると、九州の15年の農業経営体数は20万7441で5年前に比べ15・7%減少した。家族経営体が16・2%減ったのに対し、組織経営体は7・0%増加して全国の増加率(6・4%)を上回った。

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