全国から有力農業企業10社が参加! 農業界の企画・営業採用イベント「アグリク2017」が7/30に秋葉原で開催

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いよいよ7月30日に開催が迫った「アグリク2017」は、全国から先進的な農業企業が集まる就職・転職フェア。農業界の最前線を知る経営者たちと直に交流できるイベントということで、毎回多数の参加者が訪れる。「アグリク2017」の会場は秋葉原駅から徒歩2分のUDX。参加費は無料なので、農業界への転身を考えている方はこの機会への参加をおすすめしたい。

 

今回は「アグリク2017」に参加する10の企業を一挙紹介。各企業の理念や事業内容を把握する際の参考にしていただきたい。

 

 

今までの農業のワクに捉われず、シンカし続ける「穂海農耕」

 

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平成1712月に代表の丸田洋が、農外からの新規就農で独立。当初は約3haだったほ場は11年目となる平成28年には125haを越える、新潟県内でも有数の規模の農場となった。社員の多くが農外からの参入者。平均年齢も約32歳と、今までの農業のワクに捉われず、シンカし続ける経営を目指している。平成25年には日本政策金融公庫より輝く経営大賞を受賞。

「農業経験がない人材で穂海農耕は運営されています。また、人財育成にも力を入れており、教育システムも整備しています。しっかり将来を考え、仕事としての農業に取り組んでみたいという方のご応募を心よりお待ちしています。(人事担当)」

 

京の伝統野菜、九条ねぎの生産から加工、販売までを手掛ける「こと京都」

 

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京都の伝統野菜である九条ねぎの生産・加工・販売や養鶏事業を展開。カットした九条ねぎを直接飲食店へ販売するだけでなく、京都市内で直売所の運営も行う6次産業化の先駆企業として知られている。九条ねぎを使った商品企画、さらに流通・小売りへの提案など九条ねぎの拡販を積極的に進めている。

「九条ねぎという商品にはもちろん、“こと京都”という会社にも“ストーリー(物語)“があります。少しでも知っていただき、皆さんがしたいと考えているアグリビジネスへの思いを聞かせてください。“こと京都”という会社はこれまで、私たち農人(のうじん)・こと京都で働く人みんなで創ってきました。そして、これからも一人ひとりの個性を大事にしながらみんなで“ことグループ”を創っていきます! 働く仲間となって、一緒に豊かに成長していきましょう!(人事担当)」

 

 

最先端ハウスにICTやロボットなど、農業の新しいカタチを創る「サラダボウル」

 

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サラダボウルグループでは、農業で地域をよくしたいと本気で考え、農業の無限の可能性に挑戦し続けている。地域に根差し、地域と一体となった地産地消の展開がサラダボウルの基本戦略。そこに、世界でも最先端の統合環境制御型大規模グリーンハウスの展開も加わり、農業ICTや農業ロボットの開発も行い、テクノロジーによって農業の抱える課題を解決。現状を打破し、「農業の新しいカタチを創る」ことを目指している。

「サラダボウルでは人こそ財産だと考えます。毎朝の勉強会や多くの研修などの“学び”の場を積極的に提供し、栽培技術はもちろんのこと、原価管理や生産工程管理、人材育成、マーケティング、流通、消費者行動などの経営マネジメントノウハウの習得を行っています。また、生産現場においても、権限が委譲され、自ら考え行動する機会を得ることで、成長できる仕組みをつくりだしています。(人事担当)」

 

 

儲かる農業を推奨し、地域の発展を担う農業経営者を育成する「トップリバー」

 

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契約栽培、契約販売でレタス・白菜・キャベツの生産・販売を行っている。就農希望の若者を正社員として雇用し、農作業の基礎から経営に必要なマネジメントの能力開発まで、就農独立支援をする。これまでに17組23名が独立就農、法人就職等、農業に携わる一員として巣立って行った。農場運営、営業活動も任せることで個々の能力を引き出し伸ばす人材育成方法には定評があり、その取り組みはカンブリア宮殿をはじめ多くのマスメディアに取り上げられている。ICTメーカー等と連携し農業技術、農業経営のICT化にも積極的に取り組む。

「農業界(特に野菜)で人生を形成したい人、どんどん集まって下さい。これまでに経験のない達成感を得ることが出来ます。どんどんチャレンジして下さい。特に長野県でチャレンジしたい方、ご応募お待ちしております。(人事担当)」

 

 

JAや卸売市場に依存しない農産物流を提供する「ファームシップ」

 

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ファームシップは、「農と食の未来を創造する」をミッションに、2つの事業展開を進めている。「植物工場事業」では完全人工光型植物工場の収益化モデルの構築に成功。クラウドシステムサービスと組み合わせ、バリューチェーンの上流から下流までをサポートするサービスを展開。「農産物流通事業」ではJAや卸売市場に依存しない、生産者を民間の流通業者へダイレクトでつなぐ農産物流通ソリューションを提供。ターゲットは、既存の産地だけではなく、「新たな生産者」。まったく新しい「産地創出」を目指している。

「ファームシップには、多様なバックグラウンドを持ったクルーが続々と集まってきています。元ファーマー、元ITシステムエンジニア、金融機関やコンサルティングファームの出身者などなど。共通項は“農と食に対する情熱”。ファームシップは、まだまだ小さなベンチャー企業です。一人一人の意思の力が、組織とビジネスを動かしています。だからこそ、私たちはあなたの意思を、あなたの挑戦を歓迎したい。あなたも、ファームシップクルーの一員になりませんか? 私たちは、常にオープンです。(人事担当)」

 

 

独自の管理システムを取り入れた生産体制、完熟チェリートマトの第一人者「浅井農園」

 

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浅井農園では以下の事業展開を進めている。1.農産物(トマト・野菜・花・樹木等)生産事業。2.新規農場の企画開発・農産物流通開発事業。3.蔬菜育種研究・生産管理技術に関する研究開発。4.新規事業開発支援・コンサルティング。

 「生産圃場=研究農場。浅井農園は、常に現場を科学する研究開発型の農業カンパニーを目指しています。ただの農作業者ではなく、研究テーマを持って現場を科学するAgronomist(農学士)を一緒に目指しませんか!(人事担当)」

 

 

 胡蝶蘭、葉物において日本一の生産量とシェアを誇る「日野洋蘭園」

 

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結婚式のブーケや葬儀の祭壇を飾る「胡蝶蘭」の切り花と、結婚式会場の装飾やアレンジなどに使われる「アイビー」や「スラマックス」などの葉物の生産を手がける。「お客様の一生に一度の大切なシーンを彩る商品」と「お客様が感度する」商品作りを行う。「胡蝶蘭・葉物」どちらも日本一の生産量とシェアを誇っており、高品質な商品を全国の市場へ周年出荷している。海外からの注文にも対応するなど、国際的に事業を展開。

 

 

葉物野菜を中心に、安全・安心・高品質な野菜を提供する「アクト農場」

 

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もっと欲しいと言われる野菜作りを常に目指す「アクト農場」。土作りを第一と考え、土壌分析を行ってから肥料設計をし、環境に負荷をかけない栽培を行う。また、JGAP認証も取得し、社内独自の生産管理基準を設け、適正な農場管理を心がけている。

「年齢や経験は問いません。やる気のある方を募集しています。まずは気軽に会社見学に来てください!(人事担当)」

 

 

ホルスタインの雄牛を中心に年間約8000頭を出荷する「屈足肉牛牧場」

 

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北海道のど真ん中、美しく雄大な大雪山系の山々と日高山脈に抱かれた自然環境豊かな地「十勝新得町」で、10頭の牛から肉用牛経営を始めて44年。現在ではホルスタイン種・交雑種合せて約9千頭の肉用牛を飼養している。子牛の哺育育成を主に行い、肥育牛の素となる牛を全国各地に出荷しており、取扱頭数では日本でもトップクラスを誇る。

「農業王国『北海道十勝』。畑作や酪農のイメージが強いですが、肉牛経営も盛んな地域です。大切な『いのち』と真剣に向き合い、絶え間ない努力とたっぷりの愛情を持って育てる。とてもやりがいのある仕事です。自分の腕で稼ぎ、夢を掴み取る。そんな『牛飼い職人』是非やってみませんか?(人事担当)」

 

 

“循環”を実感できる来場型の農場を提案する「kurkku farm village」

 

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2010年に設立された「耕す木更津農場」では、千葉県木更津市の広大な森のなかで有機野菜や平飼い卵などを生産する循環型の農場を運営。そして今後は、そうした「循環」を実感できる来場型の農場として「kurkku farm village」プロジェクトをスタートさせる。

「経験・未経験は問いません。もちろん、食品関係の資格や経験をお持ちの方は大歓迎ですが、私たちがこれから取り組むことは、多くの人にとって初めての経験になると考えています。新しいこと、まだ誰もやったことがないことを、積極的に学びたい、身に付けたい!という強い気持ちがあれば、このプロジェクトの中心的な存在として思う存分活躍していただけると思います。ご応募お待ちしております!(人事担当)」

 

 

「 アグリク2017」開催概要

実施日:2016年7月30日(土)

会場:秋葉原UDX 東京都千代田区 外神田4−14−1(JR秋葉原駅徒歩2分)

参加対象:2017年3月卒業見込み者(大学・修士)、40歳までの転職希望者

「アグリク2017」公式Webサイト

 

 

 



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