ITを活用した農業の普及を目指して、神明HDとヤンマーが提携

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神明HD(ホールディング)とヤンマーが、ITによる農業の効率化を目指して提携する。ヤンマーはITやドローンを活用した農業技術を農家に伝え、収穫したコメを神明HDが買い取る仕組み。

 

農業の大規模化が進む中、生産~販売のルートをサポートすることで、農家の生産拡大を促進させる。

ドローンを使った農業では、土壌の水分や酸性度を測定。科学的なデータを活用して農業の効率化を図っていく。100ヘクタール以上の広い農地での活用を想定している。

 

神明HDと栽培契約を結んだ農家が生産したコメなどは神明HDがすべて買い取る。生産履歴も把握しているので、国内外の小売店や外食店に安全性をアピールしやすくなる。

農家としては、神明HDが在庫責任を負い、すべてのコメを買い取ってくれるため、収入の見込みが立てやすくなる。そこから、新しい技術の導入も見込める。

 

参考URL
神明HD、ヤンマー提携 ITでコメ生産効率化-日本経済新聞

 



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