「G7新潟農業大臣会合」が4月23日・24日に開催 各国の農業問題の解決を目指し議論

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伊勢志摩サミット(5月26日~27日)が開催される2016年。その関係閣僚会合として「G7新潟農業大臣会合」が、4月23日(土)と24日(日)の2日間、新潟市の朱鷺(とき)メッセにて開催される。

 

G7とは日本、アメリカ、イギリス、イタリア、フランス、ドイツ、カナダ の7カ国。サミットではG7の首脳が集まり、国際社会のさまざまな問題について話し合う。

 

 

食料安全保障について話し合う会合

 

農業大臣会合ではG7の農業における課題を特定して、克服のための施策について話し合う。具体的な課題としては、食料安全保障をメインに、農業者の高齢化、地域コミュニティの機能低下、食糧需要の増加、異常気象などの問題などが挙げられる。

 

農林水産省のWebサイトには、議論する内容として以下の施策が挙げられている。

・農業のあらゆる可能性を拡げる取組の推進(人材力強化、6次産業化等)

・女性、若者の活躍推進

・農地、水、食文化など地域資源の活用と農村コミュニティの活性化

・薬剤耐性(AMR)や動物疾病等との闘い

・生産性を向上させる技術開発、気候変動緩和のための研究推進

・持続可能な森林経営、漁業資源の管理

 

日本の農業技術、新潟や被災3県の食材を発信

 

会場である朱鷺メッセには自動走行トラクター、農業用アシストスーツ、農業女子の取組などの展示を設けて、日本の農業の強みを発信していく予定。また、食事には新潟や東日本大震災の被災3県など、各地の食材を使った和食を提供していく。

最終日には、2日間の会合の成果である「新潟宣言」を発表する。



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