日本最大の出展数 全国から農業法人、農家、自治体、JAが集まる総合展「第6回農業ワールド」
今年で6回目の開催となる「農業ワールド」。毎年、秋に幕張メッセで開催される国内最大の出展社数を誇る総合展だ。2016年は10月12日(水)~14日(金)の3日間にわたって開催される。出展は計730社(270社が初出展)を予定しており、全国から生産者、JA、農業参入を検討している企業などが訪れる。
農業ワールドを構成するのは以下3つの展示会。最先端の農業技術から資材、6次化ノウハウまで、様々な企業ブースが出展される。取引先の新規開拓、製品の仕入れなど、会場では多くの商談が行われる。
・植物工場、IT農業、ドローンなどを展示する「次世代農業EXPO」
・施設園芸、肥料、鳥獣害対策など身近な資材がそろう「農業資材EXPO」
・農畜産物の加工から販売まで、6次化に特化した「6次産業化EXPO」
為になるセミナー、企業の出展ブース、注目製品など、見所はたくさん
著名な経営者をはじめとする、農業のプロフェッショナルたちによる充実したセミナーも農業ワールドの魅力のひとつ。クボタ、富士通、スプレッド、和郷園、みずほ、銀座農園、JAみっかびなど、錚々たる企業やJAが並ぶ。農場経営や植物工場、6次産業化の成功事例から。ドローンの活用法まで、計19本の講演が開催される。なお、セミナーは無料の「特別講演」と有料の「専門セミナー」にわかれている。
セミナーの詳細はこちら→農業 活性化のためのセミナー
出展社の各ブースでは最新の製品やサービスに触れることができる。植物工場で有名なスプレッドは、最先端の野菜生産システム『Vegetable Factory™』を展示する。『Vegetable Factory™』の特徴は、新たに搭載した3つの新技術。これまで人力に頼っていた育苗~収穫までの作業を自動化することで、人件費の50%削減に成功。最新の循環型濾過システムにより、蒸散する水も無駄にすることなく98%のリサイクルを実現した。工場内の環境を制御することでムラのない温度や湿度を保ち、その土地に関係なく高品質な野菜を作ることができる。
さらに、注目の製品特集として、プロペラ型の鳥とモグラ避けなどのアイディアグッズや、簡単に持ち運べる大型作業台など高齢者向けのサポートグッズなども展示。リサイクルできるポリカーボネート100%のエコハウスや、無駄な散水を防ぐ散水タイマーなど、環境に優しいエコグッズも各種並ぶ予定。
2017年の4月には初の大阪開催も控えている農業ワールド。ここに来れば、農業の今を知ることができる。
・「第6回農業ワールド」開催概要
会場:幕張メッセ
会期:2016.10/12(水)-14(金)
10:00~18:00 14日(金)のみ17時終了