移住定住奨励金や家賃助成、就農後には技術指導まで支援制度が充実! 山口県が「やまぐち就農セミナーin表参道カフェ」開催

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10月29日(土)に、山口県での就農希望者を対象にしたイベント「やまぐち就農セミナーin表参道カフェ」が開催される。特産品の試食会やフラワーアレンジメント体験だけでなく、就農をサポートする市町村や団体が出展、ざっくばらんに相談までできるようだ。

今年7月にも有楽町で「やまぐち就農セミナー」を開催するなど、就農支援に意欲的な同県が掲げるのは、「担い手支援日本一」。45歳以上も対象になる年間150万円(最長2年間)の研修生支援、自己経営の新規就農者に対する年間最大150万円(最長5年間)の給付金、新規就農者に対する空き家等改修経費など、充実したサポートを整えている。

 

そんな山口県の中でも特徴的なのは、今回出展団体の一つである、山口県東南部に位置する光市。市外から転入し、市内で農業又は漁業に就業希望者に、助成だけでなく、営農までのキャリア、その後の営農のサポートまで行っているようだ。

 

・移住奨励金

光市に転入して、研修をスタートした場合に支給される。単身者で20万円、配偶者がいる場合は30万円。

 

・定住奨励金

研修を終えて、農業または漁業に就業した場合に支給される。自営就農だけでなく、農業法人に就職した場合も想定されているようだ。単身者で20万円、配偶者がいる場合は30万円。

 

・家賃助成

光市に転入して、研修開始から3年間の家賃が助成される。月額家賃の1/2以内(月額25,000円が上限)。

 

・農業の知識を有した「農産物生産技術指導員」の配置

光市の農業振興拠点施設「里の厨」に、「農産物生産技術指導員」が常駐している。実際に就農後、農業全般に関していつでも相談できる。

 

 

 

イベント当日は、山口県オリジナルのユリ「プチソレイユ」を使ったフラワーアレジメント体験や、特A米の「きぬむすめ」や長州黒かしわなどの試食会のほか、実際に山口に移住した就農者の体験談紹介や、個別相談会も開かれる。

 

「農業で独立したい」、「農業法人で働きたい」、「地方に移住したい」。そんな希望を持っている人はぜひ、この機会に足を運んでみて欲しい。子ども連れでも気軽に参加できる「やまぐち就農セミナーin表参道カフェ」は、表参道駅から徒歩5分の「un café(アンカフェ)」で開催される。

 

参加費は無料、イベントの詳細については公式Webサイトからどうぞ。

 

 

【日  時】

平成28年10月29日(土)12:00~16:00 (受付11:30~)

 

【会  場】

un café(アンカフェ)

〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-53-67 コスモス青山ガーデンフロア

 

 

11:30~ 受付

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12:00~16:00 就農セミナー

◆ 山口県産花卉を使用したフラワーアレジメント体験

山口県オリジナルのユリ「プチソレイユ」を使用

◆ 山口県産食材の試食会

お米(きぬむすめ:特A米)、長州黒かしわなどの試食

※食材は変更になる可能性もあります

◆ セミナー

先輩の体験談紹介  自営就農者:山田 克也氏

◆ 個別相談会(ブース形式)

先輩就農者との座談会

各出展団体との個別相談

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