筑波大学と日本モンサントが「持続可能な農業を目指す人材育成のための奨学金制度」を創設
筑波大学と日本モンサント社は、2015年11月に「日本モンサント・持続可能な農業を目指す人材育成のための奨学金制度」を創設した。
プレスリリースによると、筑波大学はフランスのボルドー大学や国立台湾大学との共同学位プログラムを通じて、世界の農業で活躍できる若手研究者やリーダーを育てている。フランスの循環型農業、台湾の集約農業の実地経験を通じて実践に強い人材育成を目指している。
日本モンサントは、農業分野でグロ-バルに活躍できる若手研究者の育成を目指す、この筑波大学の共同学位プログラムの趣旨に賛同し、志を同じくする企業として、奨学金制度を通じて、同プログラムを支援してまいります。この奨学金を通じて、これからの日本の農業の振興のためにグローバルな視点で新しいモデルを提言し、実現できる人材の育成につながるものと期待しています。
(プレスリリースより引用)
地球温暖化による農耕地や水の減少、人口増加などの問題を抱える農業。モンサントは、育種、遺伝子組換え、化学農薬、農業用生物製剤、データサイエンスなどの技術で持続可能な農業の実現を目指す。