出光クレジットがカンボジアで農業金融サービスを開始 成長中の農業市場に注目
出光クレジットは、カンボジアのバッタンバン市に「出光セゾンマイクロファイナンス(カンボジア)有限会社」を設立した。農業を中心とした融資・個品割賦(分割払い)事業を開始する。
プレスリリースによると、カンボジア政府は基幹産業である農業の成長を最優先課題として取り組んでいる。同国の農業の状況をまとめると以下のとおり。
・カンボジア政府は農業の近代化、農家の生活向上に取り組んでいる。
・2010年に「5年間でコメの生産量を2倍、輸出量を10倍」の目標を掲げ実行中。
・カンボジア企業、NGOが農家との契約栽培、農業指導を行い農業が成長中。
同社は、カンボジア国立銀行よりマイクロファイナンス事業分野のライセンスを1月20日に取得している。今後は出資会社である出光興産、クレディセゾンとの連携も行なっていく。農業の成長が見込めるカンボジアにて、農業向けの金融サービスを展開していく。