野菜を加熱しないで生で食べる ローフードの栄養効果
女性を中心に注目が高まっているローフード。ローフードとは生(Raw)の食べ物という意味。野菜やフルーツを中心にした食事スタイルのことで、食べ物を48℃以上に加熱しないことが特徴。アメリカで生まれ日本でも著名人をはじめ取り入れる人が増えてきている。
酵素を効果的に取り入れるローフード
ローフードは食材を加熱しないことで、野菜や果物に含まれる酵素や栄養素を効率よく取り入れることを目的としている。酵素には消化酵素と代謝酵素のふたつがあり、食べ物の消化や代謝には酵素が必要となる。「日本リビングビューティー協会」のWebサイトによると、野菜やフルーツは消化のために酵素を多く必要とせず、代謝酵素が活発に働き、ダイエットや美容、体長改善に効果があるとされている。
インターネット上では数多くのレシピが公開されている。大手レシピサイトのクックパッドでも現在、418品のローフードレシピが公開されている。また、ブロッコリースーパースプラウトでおなじみの村上農園もWebサイト上で、サラダやスムージー、サンドイッチのローフードレシピを公開中だ。
最近では都内を中心に、果物や野菜を加熱せずに潰すコールドプレスジュースの専門店も増えてきている。1杯1,000円近くする商品もあるけれど、続々と専門店がオープンしている。「加熱しないで生で採る」という消費の傾向は生産者として覚えておきたい。
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