「たかたのゆめ」交流広がる 首都圏、教育やイベント
【東京支社】陸前高田市のブランド米「たかたのゆめ」を通じた交流が、首都圏で広がっている。横浜市や東京都の児童が復興を学びながら栽培しており、2020年東京パラ五輪で活躍が期待される選手に提供するほか、都内に出店するおにぎり専門店でも使う予定。東日本大震災からの復興の象徴として輝きを放っている。
横浜市栄区の飯島小(尾上伸一校長、児童600人)では9月、陸前高田市農林課たかたのゆめ係の村上さおりさん(47)と、生産者第1号の同市米崎町の農業金野千尋さん(65)が訪れ、5年生102人にたかたのゆめの成り立ちや復興状況などを伝えた。横浜市内では2014年度に青葉台小、15年度は相武山小が栽培した。(続きを読む)