農業人口200万人割れ 16年、農水省調査 若者伸び悩み

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pk2016073102100060_size0日本の農業の就業人口が今年に入り初めて二百万人を割り込んだことが三十日、分かった。およそ四半世紀前の一九九〇年には四百八十万人を超えていたが、その四割程度にまで落ち込んだ。高齢者の離農が進んでいる上に、政府が旗を振る若者の就農も伸び悩み、農業の担い手減少に歯止めがかからないためだ。

 生産現場では環太平洋連携協定(TPP)や国による生産調整(減反)見直しに対する不安も根強い。農業の生産基盤の維持に向け、経営の安定化に向けた政府の対策が問われそうだ。(続きを読む)



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