農業経営上級アドバイザーが、新たに10名誕生。51名に
日本政策金融公庫の農業経営上級アドバイザーの第5回試験が開催された。今回は10名が合格して、全国の上級アドバイザーは総勢で51名となった。上級アドバイザーは、各地域の農業経営アドバイザーへの助言や、生産者の経営課題に対して適切なアドバイスなどを担う。
農業経営アドバイザーは公庫の全国の支店に配置されていて、経営改善や税務、労務の相談に応じている。農業経営上級アドバイザーその上級資格として2011年に誕生した。
6次産業化の取り組み支援や新規就農者のサポート、異業種からの農業参入支援、ブランド化、海外展開、事業再生など、高度な経営支援アドバイスを行う。各種セミナーや研修会等の講師としても活動する。
農業経営上級アドバイザー51名の内訳は以下のとおり。
税理士10名、金融機関職員17名、普及指導員3名、中小企業診断士3名、その他3名、公庫職員15名
次回の第6回試験は、16年7月に受験者を募集する予定。
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