地方創生の主役は、地域でなければならない(前編)

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「地方銀行の枠を超えている」「いや、地方銀行だからできること」──さまざまな反響を巻き起こしている銀行がある。それが、静岡銀行だ。「地方創生」を政府が推進し始めたのとほぼ同時に、地方創生部が立ち上がった。その先頭に立っている人物が、地方創生担当の大橋弘氏だ。常務執行役員でもある。静岡県にさらなる活力を生み出すため、自治体・産業界・大学・報道機関などとの連携に取り組む。地方銀行でなければなし得ない、全方位・全地域に密着した施策をご紹介しよう。
故郷の地盤沈下を目の当たりにして
当サイト「Global Mission Times」に掲載されている「第1回地方創生EXPOレポート(https://www.glocaltimes.jp/column/2836)」にて、専門セミナーを行った静岡銀行の大橋弘氏。地方創生部が発足し、県内企業や自治体と協働してさまざまなプロジェクトを成功させてきた。全国から注目を集め、セミナー終了後は名刺交換の長い列ができた。一地方銀行(とはいえ静岡銀行は『三大地銀』とも呼ばれている)が、ここまでアクティブに地方創生に取り組んでいるケースはあまり聞かない。”
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