住友化学、宝塚に農業研究拠点統合

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兵庫県は23日、大手総合化学メーカーの住友化学(東京)が、大阪工場(大阪市)の農業部門の研究機能を宝塚市の研究所に統合し、同研究所の敷地内に新棟を建設する、と発表した。県が昨年度に設けた本社機能立地支援制度の適用7例目となり、法人税の軽減など優遇措置を行う。

農薬や肥料、殺虫剤など農業部門の化学製品の研究拠点を宝塚市の「健康・農業関連事業研究所」に集約する。老朽化した研究棟を取り壊し、6階建て延べ床面積約9800平方メートルの新棟を建設する。今年12月に着工し、2018年6月の稼働を見込む。研究員など従業員は現在200人以上いるが、異動や新規雇用で30人程度増やす。 続きを読む



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