県と大学が主導でアシストスーツを開発

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和歌山大学と徳島県をはじめとする6県がアシストスーツの開発を進めている。12月8日にはテストモデルが完成し、レンコン農家を対象にした実証実験が行われた。

 

スーツの開発は、生産者と県が2年前に和歌山大の産学連携・研究支援センターに開発を依頼したことから始まる。スーツは装着した人の動きをセンサーが感知して電動モーターが作動する。重さは6.8キログラムで、1年前のモデルよりも200グラム軽くなった。

テストではスーツを着用して15キログラムのコンテナを上げ下げした。作業後の心拍数が1分で120回から90回まで減った作業者もいた。

 

県内では試験用のスーツを10着用意し、約100戸の農家に貸し出して使ってもらう。農家の意見を参考にして、2016年の10月の発売を目指している。当初は1台約100万円で発売するが、量産して20万円台まで値段を下げる。

 

女性や高齢者に優しいアシストスーツは、農業や介護現場でますます必要とされるだとう。普及によりいっそうの値下げを期待したい。

 

 

農業用アシストスーツ完成 徳島県などが開発【徳島ニュース】-徳島新聞社

農業用アシストスーツ | 15キロも楽々 レンコン農家が性能体験 鳴門 /徳島-毎日新聞



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