三井住友銀行がインドネシアの大学とハラール認証で提携
三井住友銀行とンドネシア国立ボゴール農科大学はハラールについての覚え書きを締結した。豚肉やアルコールをはじめ、イスラム教では口にすることを禁じられた食物が数多くある。ハラールとはイスラムの法で許されたものを指すアラビア語である。
インドネシアの人口は2.5億人で、その約88%がイスラム教徒。2014年にはハラールとハラールでないものの表記を義務化する法案が可決されている。19年の施行が予定されていて、今後は日本から同国に輸出する食品もハラール認証が必須となる。
ボゴール農大は1963年に設立した国立の農業大学。農業と畜産分野の複数の教育機関が合併して生まれた。歴代の農業大臣を輩出しており、約27,000人の学生がいる。学内にハラールサイエンスセンターを持っており、ハラールに関する研究やハラール認証に関するアドバイス、トレーニングを提供している。
今後、三井住友銀行は同大学へ日本企業を紹介してハラール認証取得支援を行う他、ハラール取得の設備資金ニーズへの対応も進めていく。
参考URL
三井住友銀行、インドネシア国立ボゴール農科大学とハラール認証取得に関する覚書を締結