手のひらを当てるだけで野菜摂取の充足度を表示できる「ベジチェック」

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カゴメは2019年6月25日、ドイツのBiozoom services社(バイオズーム サービス社)と共同開発した野菜摂取の充足度を表示できる機器「ベジチェック」のレンタル・リースおよび同機器を使った健康サポートプログラムの販売を、7月1日より開始すると発表した。 主に、企業や自治体の健康増進支援ツールとして、健康管理や健康診断での食事指導など、さまざまな場面で活用できる。 ベジチェックの概要 同機器は、皮膚のカロテノイド量を測定することで、野菜摂取の充足度を120段階(0.1~12.0)で表示するとともに、野菜摂取量の推定値(g)を表示する。LEDを搭載したセンサーに手のひらを当て、数十秒で測定が完了することから、利用者がその場で結果を見ることができる簡便さが特徴だ。 同社は「ニッポンの野菜不足をゼロにする」ことを目標として掲げており、生鮮野菜や野菜加工品などの商品(モノ)に加え、トマトをはじめとする野菜に関する知見を活かした健康サポートプログラム(健康セミナー、メニューレシピ監修、料理教室など)のコンテンツ(コト)の開発・販売にも力を入れて取組んでいる。 同機器を健康サポートプログラムに活用することで、利用者に対し「野菜をもっと摂取する」という行動を促す方針だ。
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