ヤンマーアグリイノベーション 橋本康治社長が開拓する「コメ農家自立」への道
50年以上続いたコメの生産調整、いわゆる「減反」が今年で廃止される。自由競争の中、米の大幅増産に転じれば価格の下落は必至だ。主食用米の需要が年間8万トン以上減り続ける中、コメ農家にとって不安材料は山積だ。大手農業機械メーカーであるヤンマーのグループ企業、ヤンマーアグリイノベーション社長 橋本康治氏は「収益の少ないコメ農家で国の補助金に頼らない経営をしていくために必要なのは、他の農作物を栽培することによる体質の強化です」と語る。同氏に話を聞いた。
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