卵の価格が対前年比で30%上昇 資材高騰や鳥インフル影響 「上昇続けば農家に対応依頼も」
「物価の優等生」といわれる卵の価格が資材高騰や鳥インフルエンザ流行などを背景に上昇し、今月の平均価格は前年同月を30%上回っている。野村哲郎農相は12月9日の閣議後会見で、当面は価格の動向を注視しつつ、「今後も上昇が続く場合は鶏の飼育期間を延ばすことを農家にお願いすることも考えたい」と述べ、安定供給に努めたいとの意向を示した。
「物価の優等生」といわれる卵の価格が資材高騰や鳥インフルエンザ流行などを背景に上昇し、今月の平均価格は前年同月を30%上回っている。野村哲郎農相は12月9日の閣議後会見で、当面は価格の動向を注視しつつ、「今後も上昇が続く場合は鶏の飼育期間を延ばすことを農家にお願いすることも考えたい」と述べ、安定供給に努めたいとの意向を示した。