家畜ふん尿のバイオガス発電と、木質バイオマス発電の2社が提携 畜産・林産エネルギーの融合に期待

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家畜ふん尿によるバイオガス発電と、木質バイオマス発電の、地域への同時並行の普及に期待が高まっている。提携を発表したのは「北海道バイオマスリサーチ」と「森のエネルギー研究所」。

 

 

林業と畜産業のエネルギーを融合

 

森林資源の多い北海道では木質バイオマスエネルギーのニーズが高まっている。道内約50の自治体が木質バイオマスを使う意向を示している。また、十勝が取り組む家畜のふん尿から精製するバイオガスも注目され、本州や九州からの問い合わせが増えているという。

 

畜産と林産の再生可能エネルギーは全国的にニーズや注目が高まっている。両社はふん尿のエネルギーと木質のエネルギーを融合させて、地域に合ったエネルギーの活用を提案していく。

 

今後は東京にバイオガスプラントのPRをしたり、風力などのエネルギー研究を進めたり、バイオマスエネルギーによる地域活性化を図っていく。

 

 

再生エネルギー普及のためのコンサル団体を設立

 

「北海道バイオマスリサーチ」は、発電で生じる消化液や敷料などを活用するためのコンサルティングも手がけていく。同社と札幌市の「市民風力発電」、「道銀地域総合研究所」が連携して新団体を4月に設立する。

 

地域から出るふん尿の量や周辺の農業事情をまずは調査する。そこから適切な設備規模、副産物(消化液や戻し堆肥)の投入先、売電収入の還元方法などを検討していく。地域に合わせた再生エネルギーの普及を目指し、農業関係者に利益をもたらす仕組みを作る。対象は全国。

 

北海道の地域資源を活かしたバイオマスエネルギーの今後に注目したい。

 

 

参考URL

帯広・東京2社が提携 畜・林産の再生エネ融合|WEB TOKACHI-十勝毎日新聞

家畜ふん尿発電 後押し 売電益 農家に還元 4月にもコンサル団体 北海道(2016/2/9)-日本農業新聞



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