福岡県の観光農園、訪日観光客のためにイチゴの検疫を代行

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日本に訪れる外国人観光客のために、イチゴの検疫を代行するサービスが福岡で始まった。観光客が農産物を自国に持ち帰る際は、空港での検疫が必要だった。けれども、この手間がお土産としての農産物の売り上げの障壁にもなっていた。

 

 

出国時のわずらわしい手続きを一括代行

 

県のイチゴ観光農園とJA、旅行業者が連携して、今回のサービスを実現。イチゴの注文を受けた後に検疫手続きを代行する。観光客は農園や高速道路のサービスエリアで、事前に申請書に記入する。そこからイチゴを調達して空港に配送し検疫を済ませて、観光客の出国時に引き渡す仕組みだ。

 

「あまおう」や「かおり野」を栽培する筑紫野市の「筑紫野いちご農園」はすでに、国別の検疫紹介パネルと輸出検査申請書を設置した。申請書の記入など難しい手続きは、スタッフが手伝っている。同農園は福岡空港から車で約30分とアクセスがよく、年間16,000人の来場者のうち1割が外国人だという。

 

イチゴの名産地として、福岡は海外の需要を増やしたい意向だ。今回の代行は2015年度の「おみやげ農産物植物検疫受検円滑化支援事業」の制度を活用している。

 

 

参考URL

訪日客 イチゴ土産に 検疫手続きを代行 福岡県の観光農園、JAなど-日本農業新聞



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