54年連続減少 今年度の耕地面積は450万ヘクタール

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農林水産省の調査によると、2015年度の耕地面積は449万6,000ヘクタールであり、14年から0.5%(2万2,000ヘクタール)減少したことがわかった。主な理由は高齢化と耕作放棄地の増加。減少面積のうち、1万3,500ヘクタールが荒廃農地だった。

 

耕地面積は1961年の608万6,000ヘクタールが最大で、その後は54年連続で減少し、現在は約3割が失われている。中でも関東、東北、九州の面積が落ち込んでいる。農水省は山間部をメインに耕地が減少したと説明する。

 

田畑別の減少率は以下のとおり。

 

244万6,000ヘクタール。前年比1万2,000ヘクタール(0.5%)の減少。

(樹園地は前年比1.4%減少の29万1,400ヘクタールで、特に落ち込みが目立つ)

 

205万ヘクタール。前年比1万ヘクタール(0.5%)の減少。

 

樹園地減少の理由は、高齢化により傾斜地の管理ができなくなったことが挙げられる。また、田畑ともにそれぞれ2,040ヘクタール、3,710ヘクタール面積が増えている。

 

 

求められる「農地の集積」と「荒廃地の再生」

 

農水省は14年の荒廃農地は推計で27万6,000ヘクタールに上ると発表した。前年より3,000ヘクタール増加している。そのうち、再生可能な農地は13万2m000ヘクタールだった。

 

農家と農地の減少を食い止めるために、政府は農地集積バンクなどの手を打っている。しかし、現状まだ目に見える効果は出ていない。民間による荒廃地再生事例なども、今後追って紹介していきたい。

 

 

参考URL

耕地面積54年連続減 荒廃農地 10年で最大 農水省(2015/11/4)-日本農業新聞



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